風邪薬はない?

風邪が流行っているようです。風邪=風邪症候群は、鼻水、咽頭痛、咳、発熱などの症状の気道の炎症で原因は80-90%はウィルスと考えられています。この時期は妊婦さんからもお問い合わせを多く頂きます。
「風邪に効く薬はないんですよ」と言うと、妙な顔をされたり、妊婦だから飲める薬がないんですかとか聞かれるのですが、風邪を直接治す薬はありません。これは私だけの意見ではなく、日本呼吸器学会のHPにもウィルス性のかぜ症候群は安静、水分・栄養補給が重要と書かれてあります。医療機関を受診した方が良い場合は、インフルエンザ、細菌性感染によるもの、肺炎との鑑別が重要となる場合です。1.39度以上の発熱か38-39度で他の症状が複数ある時 2.激しい咽頭痛や激しい咳がある時などが一般の方の受診の基準です。当然高齢者の方や合併症のある方などはもう少し症状が軽くても受診が必要です。妊娠中もインフルエンザの薬や多くの薬も服用できますし、必要があればレントゲン撮影も可能ですので、受診は内科が良い訳ですが、なぜか妊婦さん診察しない医療機関もありますので、電話でお問い合わせの後受診してください。
ですから風邪を引いたと思ったら、風邪薬を飲むのではなく、まずは睡眠を十分にとることですね。咳がひどかったりすると寝れないので、咳止めなどは必要となります。
薬がないのですから風邪にはかからないのが一番ですね。マスクをしている方も多いかと思います。マスクは風邪の予防効果は残念ながら万能ではありません。ウィルスはマスクの網目より小さいですし、ウィルスや花粉を99%シャットアウトと言うものもありますが、ウィルスのサイズからすると信じがたいですし、隙間もありますから万能ではありません。ただ、直接の飛沫感染予防や保湿効果があるので、そういう点では予防効果が期待できると思います。一方、咳やくしゃみによるウィルスや細菌の飛散は防ぎますので、人に移すことは予防可能ですので、風邪を引いたら是非マスクをして下さい。

 

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