分娩予約数に拘る理由

分娩は出産予定日の21日前から12日後まで正常として正期産として扱われます。統計的には39週が最も多く、次は38週、40週だそうです。でも、お産は予想がつかず、月の出生数が30-40名であれば、1日一人位生まれて、たまに二人生まれれは良いことになりますが、現実は数日生まれなくて、1日に4-5人生まれる日が数日続いたりします。このような場合には当然部屋が足りなくなります。産婦人科医になってから27年間で、そんな場面を時々みてきました。総合病院の6人部屋の真ん中に置かれた7個目のベット、手術室のフロアに敷かれた布団の上にいる患者さん、会議室に置かれた複数の簡易ベット。それが、年に1回であれば、計算外の出来事でしょうが、慢性的であれば、それで良いと考える医療機関はどうでしょう。中絶に来た患者さんは部屋で雑魚寝か、会議室の簡易ベット、ましてや医局に寝せると言うような神経はどうでしょう。医療機関として患者さんに対して、サービス業としてお客様に対して、正しいとは思えません。確かに予想ができない場合はあると思いますが、それをコントロールする努力をするべきではないかと思って過ごしていました。
この点をどうにかしようというのは、EVEを開院するときに思ったことの一つです。確かに今までも、お産が重なって、ベットの件でご迷惑をお掛けしたことがない訳ではありません。でも、それは予想ではありえない筈だったのです。この9月10月ももしかしたらベットで迷惑をお掛けするかもしれません。11月からはもっと安全率を考えます。と言っても今の所は全く問題ありませんので、大丈夫でしょうが。昔からお産の患者さんをお断りしては行けないと言われてきました。でも私の意見に賛成してくれる産婦人科医もいます。これからもEVEらしくやっていきたいと思ってます。
昔話をしだすと本人は危ないという話もありますが、EVEも5年目です。そろそろ、EVEはこんなことを考えているクリニックですと言っていこうかなと思います。

新しいEVEのブログ

ブログはホームページに統一されましたので、こちらよりどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です