若年性更年期障害はあるのだろうか?

若年性更年期障害、プレ更年期障害なる用語を目にしたり、耳にしたりすることがあります。更年期の定義は「閉経前後数年の期間」と言う定義ですから、若年性やらプレとかは???。さらに何のことやら私にはわかりませんが、そこで、ネットを調べてみました。 いっぱいヒットしますね。間違ったことを言っていると断言できませんが、新しい適当な用語ができると、本来の意味が不明になってしまいます。そのような症状がないという事ではありません。ただ、それを更年期障害と同様に考えるのは違うんではないかと言うことです。これから数回に分けて、更年期やそれに類似あるいは関連したことについて、いろいろな切り口で連載して行きます。こういうことを書くと反論したい方が少なくないとは思いますが、きちっと読んでからにしてくださいね。反発するような書き方はネットでの「釣り」の一つですから。
どうして「プレ更年期障害」や「若年性更年期障害」のような言葉が産まれたのかと考えると、他に表現する言葉がないから、生理が不順になっている場合に説明しやすいから、いやいや他の用語のイメージが悪いから、皆が知っている更年期障害の前に何だかつければ解りやすいでしょうと言う感じ、いろいろ想像できます。
このような症状があることは事実で、それを良くすることは重要です。でも似ているものでも、区別しないと駄目なんじゃないでしょうか。そうじゃないと「あの人ホルモン剤飲んだら良くなったのに、私は治らない」とか、「ネットに良いと書いてあったことやってみたけど私は全く効果がない」と言うことになります。
更年期障害と言う用語自体が更年期での不定愁訴というものですので、もともとかなり曖昧です。何だか解らないから、「更年期障害ね!(;´∀`)」そんなお医者さんはいませんか?
更年期障害という用語については、そのうち書きますが、いろいろ症状があります。良く言われる不定愁訴と言うものですから、もともとどの年代にもあってもおかしくないのです。更年期障害と更年期以外のものは、何が違うのでしょう。一番の問題は女性ホルモンが低下して生じている症状かそうでない症状かという事だと思います。当然、更年期障害が全てホルモンの欠乏から生じているわけではないでしょうが。実は若い方でも更年期と同じ状態になっている方もいるのです、でもそういう方は珍しいのです。では、何が違うのでしょう。
問題を単純化して生理不順や生理が来ない場合を考えてみましょう。閉経に近い場合(更年期)とそうでない場合とは何が違うのでしょう。kounen_fig1

本来は視床下部と言う所から下垂体に命令が行って、下垂体から2種類のホルモンがリズムをもって卵巣に命令を伝え、卵巣から女性ホルモンがでて生理も来るし他の体の調節もしています。閉経に近い(更年期)というのは卵巣性の卵巣機能低下で、そうでない場合は下垂体性あるいは視床下部性の卵巣機能低下言葉を変えると、閉経に近い場合は卵巣が長い事働いて、もう働きませんよと言っているので下垂体からの命令を伝えるホルモン(FSH)がいっぱいでてます。簡単に言うと弱っている卵巣を鞭で叩いて仕事をさせているので、きちっとした調節なんかできる訳もありません。そのうち鞭にたたかれても反応しなくなるのが閉経です。更年期でない下垂体性(視床下部性)の場合は、下垂体から卵巣に働くように伝えるホルモン(FSH,LH)が上手く出ていない状態で、卵巣がお休みしている状態です。この寝ている深さでホルモン値がやや低かったり、すごく低かったりするわけです。この場合は上手く下垂体から分泌されるFSHやLHのリズムを取り戻させれば月経はくるわけです。この場合大部分の方は女性ホルモンはある程度分泌されているので、ホルモン欠乏による症状はでない訳です。
だから若年性更年期障害やプレ更年期障害と呼ばれるかたで月経不順があっても、大部分のかたは更年期と同じホルモン欠乏状態ではない訳なので、更年期と同じようの治療は必要ない筈です。どうしたら、良くなるのだろうと言うことは数回先で書くことになります。次回は漢方的な?考え方と言う題で書かせて頂く予定です。

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