残念なことですが、望まない妊娠もあります。望まない妊娠を防ぐ避妊法には、コンドーム、低用量ピル、子宮内リングなどがあります。ここでは避妊に失敗したときの緊急避妊法と人工妊娠中絶について、御説明します。人工妊娠中絶はリスクがあります。そのリスクを可能な限り少なくし、次の妊娠に影響を及ぼさない方法で試行しております。

緊急避妊法(アフターモーニングピル)

避妊に失敗した後、72時間以内に服用することにより、避妊効果が得られます。日本産婦人科学会で推薦されているノルレボ錠のジェネリックが発売されましたので、その1種類の処方に変更いたしました。料金は9000円となります。内診などの診察は不要ですので、心配な時は御来院下さい。

アフターモーニングピルの処方は、予約枠外でも行います。お電話をおかけして頂き、御来院頂きたいと思います

人工妊娠中絶

本来成長可能な妊娠を、母体外で生存できない時期に、人工的に中断させることを人工妊娠中絶といいます。胎児の発育がみられなかったり、母体内で死亡してしまって体外に出す場合は、流産手術で人工妊娠中絶とは違います。
人工妊娠中絶はリスクがあります。そのリスクを可能な限り少なくし、次の妊娠に影響を及ぼさない方法で試行しております。人工妊娠中絶は母体保護法という法律にのっとって行われます。人工妊娠中絶が法律的に可能なのは、妊娠21週6日までですが、妊娠12週以降は死産届が必要となります。また、どの週数でもご本人と配偶者(未婚の方はパートナー)の同意書が必要です。
人工妊娠中絶には、リスクが生じますので、当院では16歳未満で中前御希望の方の場合には、診察時および説明を聞いて頂く時点より、保護者に同席していただくことを条件としております。16歳、17歳の方の場合は、同意書に配偶者の方の同意と共に保護者の同意の証明が必要です。日程は予約制ですので、時間や曜日に御希望がある場合は事前にメールでお問い合わせ下さい。
 御希望が多数ありました土曜日の手術施行に関しまして検討してきました。人手と安全性を考え可能と考える土曜日の朝入院日曜日の午前退院ということで、実現可能かと思います。5-9週までの週数で入院料等を含めて増額となります。また、日程の制限がございますので、あらかじめメールにてご相談下さい。

リスクのある手術ですので、当院では次のようにしております。遠方の方や2週間以降の予約は原則的にお断りしております。小手術の枠が混雑してきましたら、受付は中止いたします。また、初診時に分娩か中絶か未定とされた方は、その日には中絶手術の予約は受け付けしておりません。十分にお考えの上、再度御来院頂きたいと思います。気になる点がございましたら、メールでお問い合わせください。

妊娠週数による違い(御覧になりたい方をクリックして下さい)

妊娠初期(11週まで)の中絶手術
子宮の入り口を開いて、子宮内を綺麗にする手術です。子宮に傷がついたり感染が起こる可能性があります。特に子宮が大きくなる妊娠10週以降ではリスクが高くなります。当院では妊娠10週未満までは、朝来て頂いて子宮口をゆっくり開大する特殊な器具を挿入し、静脈麻酔で子宮内を吸引するという手術を日帰りで行っております。この方法は一番安全な方法と考えておりますが、 リスクがないわけではありません。10週と11週の方は1泊2日となっております。不安なことなどはメールでお問い合わせ下さい。

妊娠中期(12週以降22週未満)の中絶
12週以降は中期中絶となり分娩と同じ手順となりますので、子宮口開大し陣痛を起こす薬剤を使用してということになりますので、4-5日の入院となります。そして、届け出を役所に出して埋葬許可証を貰って頂き、自分で火葬して頂きます。出産一時金の直接払いの使用は可能です。

土曜日は5-9週で1泊2日の入院となります。週数の費用より28,000円が増額となります。(日程に限りがございます)日程よっては割増料金は追加となります。

費用
妊娠週数費用備考
5-8週8,8000
9週105,000
10-11週12,50001泊入院
12週以降460,000中期中絶
手術までの流れ
  • 初診時に正常妊娠であること、週数を確認し、手術日の予約を入れて頂きます。術前検査が必要で、15,000円位です。(心電図ができない場合は当日施行いたします。)
  • 当日は8:30に御来院頂き、帰宅は夕方となります。