札幌市白石区南郷通21丁目南5-41
☎011-866-0808
風疹が関東を中心に流行しているようです。
米疾病対策センター(CDC)は10月22日、日本で風疹が流行しているとして、予防接種や過去の感染歴がない妊婦は日本に渡航しないよう勧告した。さらに海外旅行先の感染症で呼び掛ける3段階の注意のうち、2段階目に当たる。一般の旅行者にも事前に予防接種を受けるよう求めたとのことです(livedoorニュース)。
北海道では今の所そうでもないようですが、ただ札幌では2015年からの3年間で0例だったのが今年は5例と増加しております。(札幌市保健所のページ)
風疹は妊娠20週目ごろまでに感染すると、赤ちゃんに難聴や白内障、心臓病が起きる先天性風疹症候群となる恐れがあります。先天性風疹症候群について詳しく知りたい方は、国立感染症研究所のページを御覧下さい。
妊娠中にはワクチン接種できないので、これから妊娠を希望される方はまず風疹抗体を調べて、抗体が低い場合はワクチン接種をすることお薦めします。
妊娠希望の方および妊婦さんの配偶者は、条件を満たしていれば風疹抗体は無料で調べることができます。少々条件があります。また札幌市は無料ですが、他の地域では患者さんが一度支払いをして還付するという地域もございますので、お住まいの市町村に一度お尋ねになって受診されて下さい。
無料となる条件は以下の通りです。
※過去に風しん抗体検査を受けたことがある人、過去に風しんの予防接種を受けている人、検査により風しんと診断されたことがある人は対象外です。
上の条件を満たした以下の条件です。
1.妊娠を希望している女性
2.妊婦健診で風しんの抗体価が低いと判断された妊婦さんの配偶者(内科などで検査を受ける時は奥様の母子手帳をお持ちになると良いでしょう。)
札幌市の場合は詳細や検査実地機関はこのページで御確認下さい。札幌市以外ではこの他にも対象となる場合がありますが、条件が複雑ですので、ここでは省きます。
当然当院でも行っておりますので、お申込みはお電話で。
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