妊婦さんへのコロナワクチン接種が推奨となりました

2021年8月29日

新型コロナウィルスに妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されております。また、ワクチンが胎児への影響がないことも証明されております。日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会の3学会から合同で、妊婦のコロナワクチン接種について「新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第2報)」をまとめ、ホームページに公開しています。
その内容は以下の通りです。

  • 妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします。
  • 妊婦の夫またはパートナーの方は接種することをお願いします。(妊婦が感染する場合の約8割は、夫やパートナーからの感染のため)
  • 妊娠中、特に妊娠後期に新型コロナウイルスに感染すると、重症化しやすいとされています。
  • 感染拡大地域にお住まいの方や、糖尿病・高血圧・気管支喘息などの基礎疾患を合併している方は、接種をご検討ください。
  • 副反応に関し、妊婦さんと一般の人に差はありませんが、発熱した場合には早めに解熱剤(アセトアミノフェン)を服用するようにしてください。
  • 副反応の有無にかかわらず、妊娠の異常(流産、早産、その他)の頻度はワクチンを打たなかった妊婦と同じであると報告されています。


8月24日に厚生労働省から妊婦さんと配偶者のワクチン接種を優先して行うように通達がでました。それにより妊婦さんは現在優先登録の対象となってます。
厚労省の妊婦さんへのリフレットをご覧ください。


当院でも通院中の妊婦さんへのコロナワクチン接種を開始いたします。対象は当院通院中で母子手帳用紙を発行した以降の妊婦さんのみといたします。

当院以外での接種の場合には、新型コロナワクチン接種の予診票に、「現在妊娠している可能性はありますか。または授乳中ですか。」という 質問がありますので、「はい」にチェックし、かかりつけの産科医師に接種してよいと言われている旨を接種会場の問診医に伝えて、接種を受けてください。
札幌市の妊娠中の優先登録については、こちらをご覧ください。

当院でのワクチン接種受付について

当院への御予約は祝日を除く月曜日から土曜日の9:00から16:30までに受付および受付へのお電話で受付いたします。当院で現在妊婦検診を受けている当院分娩予定の方のみ受付いたします。 コロナワクチンを無駄にしないため、調整した予約となりますので、ご了承下さい。

接種当日について

  • 予診票、接種券、診察券、保険証をお持ちください。接種券・予診票をお忘れの場合は、接種することができません。
  • 筋肉注射となりますので、肩を出しやすい服装でご来院ください。
  • 接種後15分待機が必要なため、時間に余裕を持ってお越しください。
  • 鎮痛解熱剤(アセトアミノフェン錠)をご希望の方は自費で処方いたしますので、接種後受付にお申し出ください。
  • 体調不良の場合は、早めにキャンセルをお電話にてお願いします。

副反応について

妊娠中であっても、副反応は同様で頻度も変化ないといわれています。副反応は、接種部位の痛み、全身倦怠感(だるさ)、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れなど。当院では副反応などについて抜粋した資料を接種後にお渡ししています。

新型コロナウィルスワクチンについては厚労省のQ&Aページに、基本から副作用等詳細な説明がありますのでご覧ください。